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創作のこと

かくかくかなしみ。

私の言葉は攻撃しない。
どんなものを書いても、読んでくれた人を悲しませたり怒らせたりするのが嫌だ。かなしい。

だから随筆でも小説でも童話でも、どんなものを書いても必ず「甘え」(あるいは「甘やかし」)が匂ってしまうし、悲しいことや痛いことについて書かなければならない時は、言葉を濁した。
もうこれ以上言わなくてもいいじゃん。
そう思っては、それ以上言わなくても済むような替わりの言葉をどこまでも捜しに行った。

なのに、「物語を書かなくちゃ!」という衝動はいつも、悲しさや怒りから生まれてくる。だからいつも、私の書く物語は滑稽なほどしょっぱい。

私は言わずに済んでしまう。
小さい頃からずっとそうで、「あれ?」と思うことがあっても「むかっ」と思うことがあっても、言おうかなどうしようかなと考えているうちに「別に言うまでもないこと」になっていく。「好き」って気持ちもとうとう言えなかったりした。折しもst.vdなので思い出してみた。
だからそうして、言わずに済んできたいろんなことを、あとになってわざわざ物語なんかに書き付けなくてもいいじゃないかと思うのも一理あるし、「うわー私って自分でもわかってたけどしつこい性格」って、恥ずかしくなることもある。
でもやっぱり、言わずに済んだと思っていた諸々のことは、やっぱり言わなければ気が済まない事だったんだな、と、自分の書いたものを読み返して思う。

しつこく忘れられない事柄は、その殆どが悲しい悔しい出来事だ。
いつもそのあとをついて来る優しい思い出を忘れたくない。

悲しい要素の強い話しか、最近は書いていない。
たぶん多くの人をうんざりさせているのだろうと思う。
だけどもっと、私は悲しい話をもっと、ちゃんと書けるようになりたい。
悲しみや怒りをとことん痛く苦しく表現しても、読後にちゃんと優しさが残せるような物語を書けるようになりたい。

悲しい物語を書くのは、本当は嫌いだ。
悲しいことなんてなくなればいい。

だから書く。物語をたっくさん書く。

ぜんぶおはなしだよ、と私は言う。
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コメント

こんばんは。
私もそうありたいなー、とこの記事を読みながら考えました。読後に優しさを残せるような作品、私も追い求めます。
ちなみに訪問者リストから遊びに来させていただきました。また来ます。

Gさんへ

コメントありがとうゴザイマス。
ええと、改まってこういうことを書くと本当に恥ずかしいのですが、私は小説を書くことも、人とお話をすることも同じでありたいと日々思っています。
普通にお話しするだけでは、わかってもらいにくい、人間の皮の内側にあるさまざまなことを表現できるのが創作なんだと思います。
こんなことがあって辛かったんだー。
とか、
こういう奴ものすごく腹立つんだ!
とか、そんな普段表に現さないダーク面だって、小説の中でならどんどん表現していけばいい。ストレスも解消しながら。
そうしていろんなことを材料にして描きだす主題(一番伝えたいこと)が、書き手の本質をしっかり映し出してる。そんな物語を書きたいですね。
私はこれまでもGさんのファンでしたから、Gさんがどんなにビックリするようなものを書いても驚かない自信があります^^
これからどんな話が読めるか、とても楽しみにしています。
お互いに、面白い話をたくさん書いて、内面を磨いていきましょうね。
それでは!


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